ANTARIS48 settings

ANTARIS48 設定方法

中身はu-bloxのコアモジュールらしい :-)

ANTARIS48の設定は附属のソフトウェアでも行なえるが細かい設定をする時は独自フォーマットに従って操作する必要がある。 附属のソフトウェアを展開すると FV-21 Users' Guide というPDFのマニュアルがあり、フォーマットについて詳しく記載されている。

UBXフォーマットはいわゆるバイナリ形式で [code] 2バイトのヘッダ(固定)、1バイトのクラスID、1バイトのメッセージID、データ長(2バイト)、データ(可変長)、チェックサム(2バイト) [/code] からなる。

コアから見るとシリアル#1に接続することになる。 出力形式は NMEA, UBX(独自フォーマット), RAW(RINEX?) が設定できる。 UBXで取り出すためには

  1. CFG_PRT で出力するフォーマット(UBX)の許可
  2. CFG_MSG で対象とするメッセージを選択。レートを指定。

とする。メッセージ出力のレートは CFG_RATE で設定されたレートを基準に数える。 例えば、CFG_RATEを4Hzに設定している時に CFG_MSGで 6 を指定すると 1.5Hz での出力になる。 CFG_NAVで設定できるkinematic model には airborne with <1g などの設定も用意されている。出荷時はautomotiveになっていた。 WAAS(MSAS)は CFG_SBAS で対応。NAV_SBAS で状況をモニタできる。 PRNの設定やテスト信号時の応答なども変更できるので、現在のMSAS試験信号を利用してDGPSにできるかもしれない(未確認)

 

MSASのテスト信号を用いてDGPSモードになるか試したところ、 実際にDGPSになることを確認しました!(2006.1.23)